松下幸之助著
本書は三部構成で、新入社員の心得、中堅社員の心得、幹部社員の心得、と成っており、
それぞれの立場にあった心得が用意されている。
確か、ある大手ゲーム会社に入社した方も読んでいるといっていた。
新入社員向けの心得の中に、
部長以上の身分になる秘訣として
「入社日に親への報告すること」という趣旨の章がある。
(詳細は本書に委ねたい)
自分は報告したかどうか忘れたが、
確かにそのような報告は大切だと思う。
私自身、確実に学生時代より親と話す機会が増えた。
そのように順次報告していく姿勢が徐々についてきたことをうれしく思うし、
今後もより一層親との連絡を密にしていきたいと思っている。
ほかに「仕事を続けて仕事の味を知る」とか、
「給与以上の仕事ができているか考える」といった、
考えさせられる内容が多数あった。
自分はまだまだ新入社員だが、中堅・幹部社員の心得に関しても
ためになることが多かったように思う。
だれかが言っていたが、
「よい部下になるには、
よい上司になるための本(うまく部下を使う本)を読んで、
その立場を裏返すのがよい」
ということだ。
この本も何度も繰り返して読むといいと思う。
一年に一度、4月に読む、というのも、
入社時の気持ちを思い出してよいかもしれない。
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