やはり,四つの署名と同じく,熱中して一気に読んだ.
ホームズによる推理が描かれた最初の本だ.
この本から,コナンドイルは売れるきっかけをつかんだとのこと.
内容は,
ある宗教団体に束縛され,
殺されてしまった父娘の復習として,
娘の婚約がその宗教団体の幹部を暗殺するというもの.
途中,
話が全く別のところに移ったかのような箇所があり,
驚いたが,最後にはつながる.
大西洋を渡り,うらみを晴らすという点で,
四つの署名に近い印象をうけた.
(作品が作られた時系列から見れば,『四つの署名』が,『緋色の研究』に近いのか.)
大きな背景・歴史をもとに事件が起こるということ,
また,復習を晴らそうとする信念の強さが感じられた作品.
コナンドイル(著),Arthur Conan Doyle (原著),延原 謙(翻訳)
0 件のコメント:
コメントを投稿