最近,トヨタ社のリコールが激しいが,
本書はその渦中にある車"プリウス"の開発を描いた本だ.
私がこの本を読んだのは
そのリコール騒動が始まる前であり,
世の中の流れを汲んで読んだとかいう理由ではない.
下記に記す感想もリコールの件とは全く関係がない.
感じたことは,
「やはり製品を新しい開発し,
それをお客さんに提供するということは大変なことなのだ.」
である.
もう少し感じたことを述べると,
- 革新的なモノを作るということの難しさ,
- そのモノが世界に与える影響力,
- ”早さ”の重要性,
- トヨタの団結のすごさと,それの重要性
- 会社で働き,新しいものを作る上での流れ
- 社員は精一杯頑張っているということ
などである.
社会を知る上で,参考になった.
専門的な単語が並べられるとこはよくわからないが,
全体としてはよかった.
そしてプリウスが欲しくなった.
板崎英士(著)