2010年1月9日土曜日

生活リズムを修正するにはどうすればよいか

最近,生活リズムを修正したい,との声をよく耳にする.
自分も生活リズムは大きくずれているほうだと思うので,
この話題は興味深い.


研究室などで,
自分の生活時間を自由に設定できる場合,
生活リズムとしては,
「昼ごろ(ひどい場合は夕方)起きて大学にいき,明け方帰って寝る」
となることがある.
これは,太陽を避けるドラキュラの生活と似ている.


生活リズムが崩れる理由は,
夜寝るのが遅いからというより,朝起きる時間帯が遅いことが原因だと私は考えている.
小中高生は,朝遅刻せずに学校に行く必要があるから,
夜更かししようが朝はかならず一定の時間に起きる.
朝が固定されることに伴い,夜眠くなる時間も定まる.

一方で,
自分でその日の時間割を決定できる場合,
朝起きる時間は遅くなる傾向にある.
遅刻がないため,睡眠欲を優先できるのだ.

朝起きる時間が遅くなると,
夜眠くなる時間も遅くなる.
また,遅い時間から,長めの睡眠をとるので,
次の日の起床時間もさらにずれる.
このようにして生活リズムはずれていく.

実際,生活リズムを悪いという人のほとんどは,
朝起きるのが遅く,夜寝るのが遅いように思う.
(朝起きるのがあまりに早いため,生活リズムを直したいという人をみたことがない.
そのような人は,不眠症でない限り,
長めの睡眠をとればリズムは元通りになるはずだ.)

結局,生活リズムが崩れているのは,
自身の睡眠欲を優先させているからなのだ.


上記を含め原因はいくつかあるとしても,
これを解決する効果的なアプローチはあまりない.
なぜなら,睡眠欲を抑えたりすることは,
結局は意識をどれだけ強くもつかだが,
意識を強くもつためのモチベーションがあまりでないからだ.

なぜ,モチベーションがでないのか?
これは,生活リズムが悪いことに起因する悪影響が意外とないからだ.
つまり,
「生活リズムを直さないと,~~~になるよ」
「早く起きないと,~~~になるよ」
といわれる場合を考えたとき,
~~~の箇所に入る,非常に説得力のある内容がないのだ.
確固たる~~~がないなら,
生活リズムの改善に取り組もうとしない.
睡眠欲を優先できる現状を維持する.


逆に,~~~に確固たる内容を入力し,
その内容を自分に言い聞かせ,モチベーションとすることで,
ある程度,生活リズムの改善は図れるのではないかと考えられる.


~~~に入る箇所を考えた:
  • 効率があがる.
  • 肌がきれいになる.
  • 抜け毛が抑制される.

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