自分も生活リズムは大きくずれているほうだと思うので,
この話題は興味深い.
研究室などで,
自分の生活時間を自由に設定できる場合,
生活リズムとしては,
「昼ごろ(ひどい場合は夕方)起きて大学にいき,明け方帰って寝る」
となることがある.
これは,太陽を避けるドラキュラの生活と似ている.
生活リズムが崩れる理由は,
夜寝るのが遅いからというより,朝起きる時間帯が遅いことが原因だと私は考えている.
小中高生は,朝遅刻せずに学校に行く必要があるから,
夜更かししようが朝はかならず一定の時間に起きる.
朝が固定されることに伴い,夜眠くなる時間も定まる.
一方で,
自分でその日の時間割を決定できる場合,
朝起きる時間は遅くなる傾向にある.
遅刻がないため,睡眠欲を優先できるのだ.
朝起きる時間が遅くなると,
夜眠くなる時間も遅くなる.
また,遅い時間から,長めの睡眠をとるので,
次の日の起床時間もさらにずれる.
このようにして生活リズムはずれていく.
実際,生活リズムを悪いという人のほとんどは,
朝起きるのが遅く,夜寝るのが遅いように思う.
(朝起きるのがあまりに早いため,生活リズムを直したいという人をみたことがない.
そのような人は,不眠症でない限り,
長めの睡眠をとればリズムは元通りになるはずだ.)
結局,生活リズムが崩れているのは,
自身の睡眠欲を優先させているからなのだ.
上記を含め原因はいくつかあるとしても,
これを解決する効果的なアプローチはあまりない.
なぜなら,睡眠欲を抑えたりすることは,
結局は意識をどれだけ強くもつかだが,
意識を強くもつためのモチベーションがあまりでないからだ.
なぜ,モチベーションがでないのか?
これは,生活リズムが悪いことに起因する悪影響が意外とないからだ.
つまり,
「生活リズムを直さないと,~~~になるよ」
「早く起きないと,~~~になるよ」
といわれる場合を考えたとき,
~~~の箇所に入る,非常に説得力のある内容がないのだ.
確固たる~~~がないなら,
生活リズムの改善に取り組もうとしない.
睡眠欲を優先できる現状を維持する.
逆に,~~~に確固たる内容を入力し,
その内容を自分に言い聞かせ,モチベーションとすることで,
ある程度,生活リズムの改善は図れるのではないかと考えられる.
~~~に入る箇所を考えた:
- 効率があがる.
- 肌がきれいになる.
- 抜け毛が抑制される.
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